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2009年春夏のDOGMANをご紹介します。
「メイド・イン・チャイナ」がどれほど世界に氾濫しているかは、
作業服等はもちろんの事、鉄鋼から携帯電話といった高付加価値商品まで、
幅広い分野で中国が世界最大級の生産工場になっていることから明らかです。
ワークショップ等での安全作業用靴を含める履物に関しての販売数量は
十数年前に比べて右肩上がりで増え続けていると思いますが、
中国の靴製造はいまや年間100億足以上になり、
そのうち8割が輸出されているという事実をご存じの方は,そう多くないと思います。
要するに世界総人口65億人に対し毎年一足以上を供給している計算なのです。
そのような世界の工場、中国での品質管理がどこまで可能なのか、
という問題が今起こっているのです。
アメリカで問題になった有害物質メラミンの入ったペットフードの場合、
販売したアメリカ企業が中国からの安い材料を使用したために起きました。
鉛入り塗 料を使ったアメリカ・マテル社のオモチャは
全く名もない広東省の零細企業に下請けしたために起きています。
最近、ノキアの携帯電話が火を噴くという事故が起きましたが、
この場合も日系企業の中国工場で製造した電池の過熱不良が原因だったのです。
これら全て外資系企業が中国での品質管理に失敗したケースに起こっています。
日本貿易振興機構(JETRO)上海事務所が昨年12月に出したデータ分析によると、
中国で製造される工業製品(地場系)の七割が過剰生産になっており、
その過剰生産の結果、国内で値下げ合戦が繰り広げられ、
結果として余った商品のはけ口として海外へ輸出されると分析していましたが、
地場企業が大量につくり出す中国製が 「安かろう、悪かろう」 に陥るのは、
このすさまじい過当競争と価格破壊が背景にあったのです。
中国政府は「メイド・イン・チャイナ」の危機をこれまでとは違うレベルで真剣に受け止めています。
所構わず輸出するだけでは、アメリカで起きつつある保護貿易という逆風が一層、強まるのは必至だからです。
だから、今、いわゆる労働力集約型の産業構造を、
付加価値が高く、ブランド名が確立された製造業主体へとアップグレードする「産業優化」政策を実施しているのです。
先週中国へ出張に行ってきましたが、実際、零細企業は輸出優遇策の撤廃や人件費の高騰、
さらには環境規制等に直面し、撤退を余儀なくされつつある状況でした。
本当の意味で「産業優化」を進めようとするなら、
コストダウンのために平気で安全を無視したり、コピー(偽物)商品を量産してきた中国企業に対し、
「透明性」「公開性」「社会責務」といった基本ルールを理解させることができるかどうか、
これに尽きると思います。
残念ながら、そこのところがいまの中国企業の、最も不得意な部分であり、お手上げなのですが、、、
あけましておめどとうございます。
平成20年に突入、昭和が終わり20年、、、、
好景気バブルを経験し、バブルの崩壊も経験し、世界的な市場経済の混乱の中、
我社もなんとかここまでやってこれたのは、当社商品を購入いただいている一般ユーザーの方々のおかげだと実感しています。
また当社商品を一般ユーザー様に販売していただいた販売代理店様あっての事、深く感謝致します。
引き続き、本年もどうぞ中国産業株式会社ならびにDOGMANを宜しくお願いいたします。
さて、新年早々ニュースなどでの経済界のトップの方々の発言は、
「止まらない原材料高騰・・・・」
「値上げ基調といかに戦うか・・・・」
この2点の発言が集中していたようです、、、
事実、当社、取引先ショップ様でも値上げ問題が深刻化しているのですが、、、
背景にある世界的な原油や原料の暴騰、しかしそれは尚も続き高止まりさえも予測されてます。
実際、ショップ様には、私共メーカーの 「言い訳」 にしか聞こえていないと思いますし、
素直にうなずけないショップ様も多いいことは事実です、
・・・その一方で一般ユーザーのお客様も所得減、増税傾向の中で、これまで以上に安さを求められているのも承知しております。
多店舗展開のワークショップ様の多くは価格の据え置き、更には引き下げの努力をされていますし、、、
値上げの本番とも言われる今年以降、この苦しい戦いをいかに戦い抜いていくのか、従業員の一人一人までに危機感をもち、全社でで考えていかなければなりません。
これからが中国産業の腕の見せ所、、、期待していてください。
この時期私達企画部スタッフも各エリア担当営業に同行し、販売店様のショップを拝見することが多いいのですが、季節の変わり目を演出できていないショップが多数あり、ファッション業界の中では常識のことがあたりまえに実行されていないことに落胆いたしました。
お店、商品、従業員、常にお客様に訴えることができるのは 視覚 なのですから、視覚に訴えることで 「今ここでこの商品を買わなくちゃ!」 と購買意欲を喚起させるものと私共は考えます、
当社DOGMANブランドは各シーズン事のマーケットをリードするカラー、スタイルで販売店様の売場を演出できるよう企画を行い、購入される側であるお客様に訴えるようにしております、販売面でも、DOGMANブランド商品がトレンドに外れた場合のことを考え、通常の当社作業服カタログ(年2回発行)には掲載せずショップの売場でスムーズに対応できるよう、パンフレット作成や、イメージポスターの販促のみとしている点等も流行に素早く対応する為なのです。
企画販売戦略部としては、販売店様には、今年らしい着こなしをビジュアルでお客様にアピールしていただき、また、購買意欲お高めていただき、オリジナリティあふれるショップとしてお客様に愛される事を願っております、またDOGMANブランドも販売店様と共に発展していきたいと思っています。
新作、8025Seriesは、日本国内の信用ある機関、流行情報センター JAFCA(日本ファッション協会)の発表2007年~2008年秋冬カラー「Be・Witching-謎めいて、魅せる-」というトレンドカラーをちゃんと押えていますので、取扱いただければ、視覚面でお客様にアピールできると確信しております。
季節の変わり目は重要です、ファッション業界では秋冬商戦はすでに7月の秋冬商品展示会からスタートしているのことを再認識していただきたいです。
・・・販売力、競争力、共に優れた販売店にとって、そのような視覚で魅せることは当たり前の作業なのですから・・・
今上海にいます、
間もなく 8025 Series は日本に向け出荷、その後全国のショップに並ぶ予定、
受注状態も満足できる状態、
ブラスト加工も中国でここまでできるのか、、、という完成度、
明日、児島に帰ります。
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